重たかった敷布団を薄い敷布団と掛け布団にリメイク

兵庫県のお客様から、「敷布団が重たいので、軽くしてほしい」とご相談をいただきました。

当店でお仕立てした105×205cm約6キロ入りの敷布団ですが、年齢的なことから毎日の上げ下ろしが大変だそうで、取り扱いやすい軽めの敷布団に仕立て直しをご希望になられました。

生地を再利用して薄い敷布団に仕立て直し

お預かりした敷布団2枚を、生地から綿を取り出し、綿は打ち直します。

打ち直しとは、布団の形になっている綿を、元のシート状の綿に戻すことを言います。
シート状に戻った綿は、布団職人が生地に入れていきます。

敷布団の生地はまだまだ綺麗で、状態が良かったので、再利用しました。
敷布団の生地は洗濯をご希望になられましたので、洗濯しアイロンをかけ綺麗に仕上げました。

綿を生地に入れ、入れ口を縫い合わせ、「綴 (と)じ」をしていきます。
綴じは、生地と綿がズレないようにするための工程です。
当店では機械を使わず、職人が手で綴じる「手綴じ」にこだわっております。

約6キロだった敷布団は、約4キロの軽い敷布団に生まれ変わりました。

敷布団で残った綿は3キロ入りの掛け布団にリメイク

敷布団を6キロから4キロにすると、約2キロの綿が残ります。

残った綿は新しい綿を少し足して、秋から春に使える3キロ入りの掛け布団にリメイクしました。
サイズはシングルロングサイズ150×210cmとシングルサイズ150×200cmです。

綿100%の布団は、静電気が起こりにくく、肌に優しく、湿度の多い日本で吸水性と発散性に優れた素材です。季節を問わず気持ちよくお使いいただけます。

綿の製品は打ち直しをすることで色々な布団にリメイクでき、無駄なく使うことができます。

肌にも優しく、地球にも優しい素材ですので、「重たい」「サイズを変えたい」「違う商品にリメイクしたい」などのご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。

綿布団の仕立て直しはこちらをご覧ください >>> 綿布団の打ち直し・リメイク

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