使わない布団と生地をダブルサイズ敷布団にリメイク

兵庫県のお得意様から、「使わない布団を打ち直し、ダブルサイズに仕立て直してほしい。」とご注文をいただきました。
お話を伺うと、遠方にお住まいの息子さんご家族(4人家族)が、年末年始やお盆などに帰省された際、布団の準備に悩まれていたそうです。
これまでは、まだお孫さんは小さいとはいえ、シングルサイズの敷布団では親子2人で寝るには手狭なため、シングル敷布団を3〜4枚用意されていたそうです。
そこで、140×210cmのダブルサイズ敷布団にすれば、2枚用意するだけで、ご家族皆さまがゆったり快適に眠れるとお考えになりました。
さらに、布団の枚数が減ることで、カバーの付け替えや天日干しの手間も軽減され、布団を敷くスペースも少なくて済むため、より便利に使えると感じられたそうです。
生地お持ち込みで仕立て直しをご依頼

生地については、お客様から「手持ちの生地を使って仕立ててほしい」とご依頼をいただきました。
お持ち込みいただいた生地は、綿100%のブロード生地でしたので、お仕立てをお受けしました。
ただし、どのような生地でもお仕立てできるわけではありません。
伸縮性のある生地や、化学繊維を使用した生地は、布団への加工に適さないため、お受けできない場合があります。
当店では、基本的に綿100%の平織り生地であれば、お仕立てを承っております。
「この生地は使えるのかな?」とご不安な場合は、お気軽にご相談ください。お仕立て可能か生地の種類や状態を確認いたします。
古い綿を打ち直し、ふっくらダブルサイズの敷布団に

まず生地を外し、中の綿を取り出す作業から始めます。
今回のお客様は、取り外した布団生地の返却をご希望されましたので、縫い目に沿って丁寧に糸をほどき、生地をできるだけ傷つけないよう注意しながら綿を取り出しました。
※長年使用された布団生地は、経年劣化していることが多く、綿を取り出す際に穴が開いたり、破れてしまう場合がありますので、生地の返却をご希望のお客様には、あらかじめご了承いただいております。
なお、生地の返却をご希望されない場合は、縫い目に関係なく生地を裂いて綿を取り出し、不要になった生地は当店で処分しております。

長年使用され、カチカチに固まってしまった古い綿は、そのままでは再利用でないため、製綿機に通します。
製綿機から出てきた綿は、繊維がほぐされ、ふわふわとしたシート状の綿へと生まれ変わります。この工程を「綿の打ち直し」といいます。
写真は、そのシート状になった綿を折りたたんだ状態です。
この畳まれた綿を、布団職人が敷布団用に仕立てた生地の上へ、一枚一枚丁寧に広げながら重ねていきます。
こうして仕上げた敷布団は、まるで新品のようにふっくらとした寝心地に生まれ変わります。
押し入れに眠っている布団はございませんか?
押し入れに眠っている使わない布団でも、中身が綿100%わたであれば、打ち直しを行うことで寝心地の良い布団へと生まれ変わります。
綿100%の布団は、日本の気候風土にも合った、気持ちよく、快適な寝心地が特長です。ぜひ毎日お使いいただきたい布団です。
当店では、お客様の眠りを大切に考え、基本的に綿100%わたの布団のみ打ち直しをお受けしております。
ただし、布団によってはポリエステル綿が混ざっている場合もありまうので、状態によっては打ち直し可能なことがあります。
お持ちの布団が綿100%かどうかわからない場合は、当店で確認させていただきます。
その際は、確認のために約10cmほど生地を開き、中の綿を少し取り出して調べさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
また、打ち直しをせずにそのままお持ち帰りになる場合には、開いた生地を元の状態に縫い戻します(その際は30分ほどお時間をいただきます)。
布団の打ち直しについて、ご質問・ご相談がございましたら、お気軽にお電話ください。
綿布団の仕立て直しはこちらをご覧ください >>> 綿布団の打ち直し・リメイク
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