お坊さんが座りやすい綿100%ワタの座布団へ仕立て直し

兵庫県のお客様より、法要座布団の綿入れ替えのご注文をいただきました。

そのお客様は、法事でお客様をお迎えするための座布団の注文で来店されました。

座布団の説明をした際に、お坊様用の法要座布団についてもお話しする機会がありました。

お客様からは「仏壇を購入した際に付いていたため必要ない」とのお話でしたが、「中綿がポリエステルの場合、蒸れやすく座りにくいため、お坊様にとっては使いづらい座布団かもしれません」とお伝えし、あわせてご提案させていただきました。

仏壇に付いていた法要座布団の中を開けると

後日、お客様用座布団の納品時に、「法要座布団が座りにくいものかどうか確認してほしい」とのご依頼をいただきましたしたので、法要座布団の中綿を確認することになりました。

生地を傷つけないよう丁寧に糸をほどき、側地を開いてみると・・・

「何これー」「黒い」

仏壇を購入された際に付属していた法要座布団の中綿は、黒い綿が使用されていました。この黒い綿は、綿くずを集めたものです。

さらにクッション性を出すために、中央部分には白いスポンジが入っていました。

綿はポリエステルでスポンジが入っていると、座っても体馴染みが悪いため、落ち着いて座ることができない旨をお伝えしました。

中状態をご確認いただいたお客様は、すぐに「座りやすい綿100%の綿に入れ替えてほしい」とご希望されました。

座りやすい法要座布団で気持ちよく法事を

仏壇店は布団専門ではないため、座布団の構造や中綿の違いまでは十分に対応できない場合があります。

また、仏壇をご購入された際に付属していた座布団のため、その品質についてはご指摘しづらい面もあります。

今回の座布団は側地をそのまま再利用し、中綿には綿100%のワタを新たに入れ直しました。

座布団はやはり布団屋の専門分野です。
布団職人のいるお店で、座り心地の良い座布団をお選びいただくことをおすすめいたします。

気持ちの良い座り心地の法要座布団で、お坊様にも快適にお経をあげていただけることと思います。

なお、夏場は法要座布団のご注文が増える時期となります。
1カ月以上前のご相談をおすすめいたします。

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